技術職
2018年新卒入社
空間情報コンサルタント部 資産情報グループ
中野 りさ

この会社を選んだ理由
田んぼや畑だった土地が住宅地や大規模な商業地へ変化していくことに昔から興味があり、大学では建築・土木系の学科を専攻しました。研究で使用していたGISに関わる、かつ地元で働けるという点で北日本朝日航洋を選びました。
私は会社見学に訪れて資産情報グループの業務内容を聞き、このような仕事があることを初めて知りました。多くの個人情報を扱うため責任感が求められる点や、学生時代に学ぶことと直接的につながる内容ではないため新しい知識を身につけられる点に惹かれました。仕事を通して自分も成長したいと考え、入社を決めました。
就職活動時は自分が働きやすい環境かどうかも重視していたので、採用担当社員の方や会社見学に訪れた際の職場の雰囲気が良かったこと、休日をしっかり取れて仕事以外の時間も大切にしながら働けそうだと感じたことも大きな決め手でした。
仕事の内容
資産情報グループでは、地方自治体の固定資産税課税事務を支援する業務を行っています。
担当しているのは、様々な資料や現地調査、航空写真などを活用して収集した情報をデータ化し、そのデータから土地の税額のもととなる価格を算定する業務です。算定した価格をもとに自治体が税額を計算し、土地の所有者へ課税されるという仕組みになっています。
土地の税額は、街路の状況、駅やスーパーなど生活関連施設までの距離といった利便性に関わる様々な要因によって変化するため、適正な価格を算定するためには常に現在の状況に合ったデータに更新する必要があります。道路幅員などの街路状況は現地確認により経年変化を把握し、駅までの距離は社内のGISを用いてデータを取得するなど、各要因の性質に合った手法により調査を行います。
調査結果や算定した価格は、自治体で利活用しやすいように図面・データ等にまとめます。調査の過程で発見された課題や自治体から要望のあった事項に関しては、適切な対応策を提示し、公平で適正、かつ効率的に課税事務を行えるよう支援します。
一日の仕事

9:00
出社
始業時間の9:00から行う資産情報グループの朝礼は、社員が日替わりで担当します。朝礼前にその日の社内行事や連絡事項などを確認し、全体へ共有します。
朝礼後は、前日までの作業進捗を踏まえて一日の作業目標を立てます。
また、メールで担当する自治体から問合せ等がきているかをチェックします。

10:00
客先へ詳細を確認
メールで問合せがあった場合、その内容について改めて電話で確認を行います。これにより、問合せ事項を正確に認識します。
あわせて、その問合せに至った経緯やいつまでに対応する必要があるかなども把握します。複数の自治体から同時に問合せを受けることもあるため、より緊急度の高いものから対応できるよう、期日は必ず確認するようにします。

13:00
客先への対応
確認した内容に基づき、対応に必要なデータの作成を行います。
メールによるデータ送付などで対応が完結する際は、対面で説明を行わないため、求められる内容を網羅しながらシンプルで分かりやすいデータを作成するよう心がけています。
作成したデータは必ず検査を行い、不足やミスがないことを確認した上で客先へ提出します。

15:00
上司への相談
対応のしかたやデータの作成方法に迷ったときは、他の自治体での事例を確認したり、業務経験の豊富な上司へ相談したりして、最善の方法を検討します。
客先での提案時と同様に社内での相談や会議においても、必要に応じて言葉だけではなく図や実物を用いて話をすることで、相手と認識を共有します。
17:30