先輩社員の一日(橋本)

技術職

2017年新卒入社

空間情報コンサルタント部 資産情報グループ

橋本 佑樹

この会社を選んだ理由

私が高校1年生の時、東日本大震災が発生し陸前高田市でボランティアを行ったのがきっかけで地元の復興に携わった仕事をしたいと思いました。就職活動時、岩手に貢献できる企業を調べていたところ、大学の先生から北日本朝日航洋を紹介され、会社見学や業務体験を行いました。

業務体験時に担当してくれた社員の方や会社見学の雰囲気が良かったこと、何よりも企業理念に惹かれて入社を決めました。

仕事の内容

資産情報グループでは、地方自治体の固定資産税課税事務を支援する業務を行っています。

担当しているのは、様々な資料や現地調査、航空写真などを活用して収集した情報をデータ化し、そのデータから土地の税額のもととなる価格を算定する業務です。算定した価格をもとに自治体が税額を計算し、土地の所有者へ課税されるという仕組みになっています。

土地の税額は、街路の状況、駅やスーパーなど生活関連施設までの距離といった利便性に関わる様々な要因によって変化するため、適正な価格を算定するためには常に現在の状況に合ったデータに更新する必要があります。道路幅員などの街路状況は現地確認により経年変化を把握し、駅までの距離は社内のGISを用いてデータを取得するなど、各要因の性質に合った手法により調査を行います。

調査結果や算定した価格は、自治体で利活用しやすいように図面・データ等にまとめます。調査の過程で発見された課題や自治体から要望のあった事項に関しては、適切な対応策を提示し、公平で適正、かつ効率的に課税事務を行えるよう支援します。

一日の仕事

9:00

出社

最初に朝礼を行い、日替わりで担当となった社員がその日の社内行事や連絡事項をグループ内に周知します。

朝礼後は前日までの作業進捗を踏まえ、今日はどこまで作業を行うのか目標を立てます。その後、共に業務を行うメンバーに作業説明や進捗確認等を行ってから自身の作業に取り掛かります。

10:00

お客様への問合せ

お客様からの問い合わせや作業の中で不明点があった場合、電話等で確認を取り、齟齬のない作業を行えるよう常に心がけています。期日や緊急度も異なるため、どのお客様にも対応に遅れが出ないよう、優先順位を意識して作業を行います。

13:00

上司への相談

自身が持ち合わせていない知識や技術が必要な場合は、他の自治体ではどういった事例があるか、経験豊富な上司に相談して最善の方法を見つけ解決します。

また、言葉だけでは伝わらない複雑な相談もあるため、図や例をあらかじめ作成し、上司との認識にずれがないように気を付けています。

15:00

グループミーティング

私が所属する資産情報グループでは、2週間に1度グループミーティングを行い、自治体ごとの作業状況や、業務で発生した失敗事例をグループ内で共有しています。作業状況を共有することで忙しい人のフォローに入ることができます。

また、失敗事例を共有することで、その失敗はなぜ起こったか、どうすればその失敗は起きないようになるか、グループ全員で考え再発防止に努めています。

17:30

退社

就職される方へのメッセージ

挑戦する!!

近年、SDGsやカーボンニュートラル等が国を挙げて掲げられ、労働者に多くの技術が求められます。大学等で技術や資格を得たのちに就職する方もいれば中には就職してから身に着ける人もいます。私も就職してから一生懸命勉強や仕事をし、技術や資格を身に着けました。何かを得るには挑戦をしないと身に着けることができません。最初はだれでも初心者です。不安はあると思います。複雑化していく技術を身に着けるのは大変ですが、めげずにいろんなことに挑戦をして欲しいと思います。